自社加工へのこだわり
現在のお墓は海外、特に中国で制作されて送られてくる既製品が多くあります。
これは従来の「石材店」ではなく、石材加工の技術や知識、審美眼などを持たない卸売り業者が石材店として参入し、石材のプロでなくともお墓を販売するようになってしまったためです。
その結果、加工技術自体の差や研磨工程の差により品質的に劣るお墓が多く販売されています。
当社は全ての石材を自社にて加工しております。また昨今は、中国製の安価な石を使っている石材店も多いですが、中国の石は使用せず品質を当社で見極めた確かな石材だけを使用しております。
当社では、お墓の材料となる原石(5トンから8トン)から切削(3工程)して、研磨(1個1面8工程)で石材ができあがります。
これを5面、合計で40工程行い、一つのお墓の部分ができあがります。また、平均21~24個の墓石が一つの石材から出来上がり、そこから銘碑などをさらに掘ります。
研磨の工程では、削るプレートを8枚換えながら行っています。研磨にここまでこだわっている会社はほとんどありません。
これからやっとお墓を建てる工程に入ります。そこでのこだわりは、当社は雨の日は絶対に仕事をしません。これは危険があること、またセメントの仕上がりが様々な部分で悪くなるためです。